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Shopifyで在庫を持たずにドロップシッピングを始めると、毎月いくらかかるの?

2026.09.28 確認 ・ SaaS COMPASS

Summary

固定費の中心は、Shopifyの月額(Basicで年払い月29ドル、月払い39ドル)と、仕入先とつなぐアプリの料金です。Shopify自身の仕入れネットワークであるShopify Collectiveは無料で、AliExpressの商品を扱うDSersも無料プランから使えるため、最小ならShopifyの月額だけで始められます。自動の価格更新などが要るDSersの有料プランを足すと、Basic年払いとの合計は月48.90ドル(年払い同士なら年538.80ドル)です。在庫の仕入れ代は要りませんが、広告費や、商品ごとの送料・輸入時の税の扱いは別に考える必要があります。

構成ごとの固定費

構成Shopify(年払い)仕入れアプリ月あたり合計
CollectiveだけBasic 29ドルShopify Collective 無料29ドル
AliExpressの商品を手作業に近く扱うBasic 29ドルDSers Basic 無料29ドル
仕入れ値の変動を自動で反映Basic 29ドルDSers Advanced 19.90ドル48.90ドル
複数の仕入先・販売チャネルを管理Basic 29ドルDSers Pro 49.90ドル78.90ドル

DSersの有料プランは年払いにすると2割引で、Advancedが年190.80ドル、Proが年478.80ドルです。Shopifyも年払いにすれば、3行目の構成は年348ドル+190.80ドルで538.80ドルになります。DSersは商品数が利用段階ごとの上限を超えると追加料金がかかると書いていますが、上限の数字はアプリのページには出ていません。

この固定費を何件の注文で回収するか

Shopifyのブログは、AliExpressのような開かれたマーケットプレイスから仕入れる場合の利益率を10〜15%としています。仮に販売価格40ドルの商品で利益率15%なら、1件の粗利は6ドルです。月48.90ドルの固定費を埋めるには9件、利益率10%(1件4ドル)なら13件の注文が必要になります。広告を出せばその分だけ必要な件数は増えます。

同じブログは、Shopify Collectiveのように審査済みのブランドから仕入れる場合の利益率を20〜50%としています。こちらは仕入れアプリの料金もかからないため、条件に合う店なら固定費の回収はかなり早くなります。

Shopify Collectiveを使える条件

Collectiveは無料ですが、誰でも全機能を使えるわけではありません。店の拠点が対応国にあり、対応通貨を使っていること、Shopify Paymentsで入金が有効になっていること、Shopify Network Intelligenceをオンにしていることが条件です。対応国には米国のほか日本も入っていますが、つながれるのは同じ国・同じ通貨の仕入先だけです。Pause and Buildプランでは使えず、デジタル商品とギフトカードは扱えません。

仕組みとしては、仕入先の商品を取り込んで自分の価格で売り、仕入先の卸値との差が利益になります。注文は仕入先に自動で回り、仕入先が出荷した時点で代金の支払いも自動で行われます。

在庫がなくても販売者が負うもの

ドロップシッピングでも、梱包票や請求書に載るのは仕入先ではなく販売者の情報です。返品や返金、配送の遅れ、商品の不具合といった問い合わせは販売者が受けます。複数の仕入先から仕入れると、送料と税を仕入先ごとに計算しなければなりません。輸入品では関税分類(HSコード)を誤ると、想定外の費用や通関の遅れにつながるとShopifyは注意しています。

Shopifyのアプリストアには仕入れ関連のアプリが483あり、ドロップシッピング、プリントオンデマンド、卸売に分かれています。アプリの探し方は、アプリストアの記事で扱っています。

出典

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