Summary
日本の年払料金で、国内の標準カード決済だけなら、グローの月額増分6,450円を手数料差で回収する分岐点は月430万円です。ただしスタッフ枠・必要機能・決済構成によって判断は変わります。Shopify ペイメントを主な決済サービスにする場合、PayPalは外部取引手数料が免除され、追加しただけで分岐点が下がるわけではありません。
プラン料金と決済料率
| 日本向け・税別 | ベーシック | グロー | アドバンス | この数字の読み方 |
|---|---|---|---|---|
| 年払の月額換算 | 3,650円 | 10,100円 | 44,000円 | 契約時は税別43,800円・121,200円・528,000円。追加購入分は別です。 |
| 月払 | 4,850円 | 13,500円 | 58,500円 | ベーシックとグローの月額差は8,650円に変わります。 |
| オンライン標準カード | 3.55%+0円 | 3.4%+0円 | 3.25%+0円 | プランごとの差は0.15ポイントです。 |
| オンラインAMEX・海外カード | 3.9%+0円 | 3.85%+0円 | 3.8%+0円 | 差は0.05ポイント。標準カードと分けて計算します。 |
| 外部サービス取引手数料 | 2% | 1% | 0.6% | 課金対象の取引に使い、決済会社自身の処理手数料も足します。 |
| 追加スタッフ枠 | 0 | 5 | 15 | オーナー本人と対象外のユーザー種別は追加スタッフではありません。 |
※ 横にスクロールすると全項目を確認できます
出典:日本の料金表、料金・税の規約、年払の前払い(2026年10月10日確認)。年額は月額換算からの計算値で、税は請求先住所に応じて加算されます。導入割引・アプリ代は含みません。
手数料の節約だけなら、いつグローが安くなりますか?
Sを標準オンラインカード料率で処理される月の金額とすると、グローとの差額は(10,100+S×3.4%)−(3,650+S×3.55%)=6,450−S×0.15%です。差が0になるのは6,450÷0.15%=430万円で、両方の合計は税別156,300円です。下回ればベーシック、上回ればグローが、この計算では安くなります。
月払なら8,650÷0.15%=約577万円、年払のグローとアドバンスなら33,900÷0.15%=2,260万円です。会計上の売上高をそのまま使わず、実際にその料率が適用された決済額を使ってください。
AMEX・海外カードが増えると、分岐点は上がる
標準カードの節約率は0.15%、AMEX・海外カードは0.05%です。後者の構成比をaとし、ほかの決済を含めない場合、分岐点は6,450÷{0.0015×(1−a)+0.0005×a}です。a=0なら430万円、50%なら645万円、100%なら1,290万円です。「半分を超えたら一律1,290万円」ではなく、構成比で変わります。
外部決済のうち、追加手数料がかかる取引
Shopify ペイメントを主な決済サービスにする場合、PayPalの取引はShopifyの外部取引手数料が免除されます。所定の銀行振込・代引きなどの手動決済とPOS注文も対象外です。PayPal自身の処理料金は予算に含めますが、グローに上げれば必ず1%節約できる取引として扱わないでください。
外部手数料がかかる取引は、ベーシックとグローで1ポイント差です。標準カード額をS標準、AMEX・海外カード額をS別、外部手数料対象額をS外部とすると、月額差=6,450−0.0015×S標準−0.0005×S別−0.01×S外部です。全額が対象外部決済なら6,450÷1%=64.5万円。標準カードと課金対象外部決済だけで、外部比率f=20%なら約202万円、50%なら約112万円です。免除される取引を含めず、決済会社自身の料率がプラン間で変わらない場合の例です。
出典:外部取引手数料と免除(2026年10月10日確認)。公式は外部処理料金と別の費用と明記し、商品額から割引を引き、税・送料を足した額を外部手数料の基礎としています。ストアクレジット・ギフトカードにはストア作成日などの別条件があります。
1.25%の上乗せはどの方式にかかりますか?
直接型の外部会社をカード決済の主な処理先とし、Shopify ペイメントで追加の決済方法や失敗決済の再処理を受ける方式では、Shopify ペイメント側に通常料率+1.25%がかかります。PayPalなどを追加したすべての店に適用される規則ではありません。
自分のアカウントでこの方式を使うなら、導入前に全体の費用と経路を比較してください。プラン間で同じ上乗せでも、店の総額は増える場合があります。公式は署名済みPlus契約や複数事業体構成の制限も示しています。
出典:Shopify ペイメント料金、直接型外部会社との併用(2026年10月10日確認)。
2人目がいれば、必ずグローですか?
通常の管理スタッフを追加するならグロー以上で、月の決済額には関係ありません。ただし外部パートナーのコラボレーターアカウントとPOS専用スタッフは枠に数えません。事業に関わる人数ではなく、必要なユーザー種別を確認します。
出典:プラン別ユーザー枠と例外(2026年10月10日確認)。
自店の決済明細で計算する
追加スタッフや上位機能が必要なら、条件を満たすプランから比較します。ベーシックで機能が足りるなら、決済明細の構成別金額を式に入れます。売上が読めない時期は、年契約をせず月払で明細を集める選択肢もありますが、月払の分岐点は別です。月商430万円という数字だけで変更しないでください。
出典と確認範囲
日本の公表料金を2026年10月10日に確認しました。英語版は米国料金を扱います。計算はプラン代と決済率差の比較で、アプリ・POS契約・割引・個別決済契約を含む店舗全体の予算ではありません。自分の請求国の料金表と実際の明細を使って判断してください。
このページで変わったこと
- 記述の訂正2026.10.11 記事の文章 — 見出しと具体例
疑問形の見出しの繰り返しと抽象的な比較 → 決済の区分と追加手数料の免除条件を、直接的な見出しで説明。
文章を改訂。記録済みの事実確認日は維持。 - 判断基準の明示2026.10.10 Shopifyベーシックとグロー — 決済手数料の対象とユーザー例外
全外部決済を同じ課金対象とし、AMEX等の混合率と2人目条件を単純化 → PayPal免除、直接型併用の上乗せ対象、カード構成比の式とスタッフ種別の例外
公式料金・ヘルプを2026年10月10日に確認。 - 対象範囲の変更2026.09.06 英語版 — 通貨と税の前提
円建て価格、日本の消費税、カードの海外事務手数料を前提にしていた → 米国公式価格(米ドル)で組み直した。売上税は請求先住所で決まるという事実だけを書き、税率は置かない
日本から買う場合は日本語版が扱う(円建ての数字はそちらに残している)。
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