Appy Pieは、プログラミングなしでスマートフォンのアプリを作れるサービス(ノーコードのアプリ作成ツール)です。ブラウザ上でテンプレートと機能を組み合わせてアプリを作り、Google PlayとApple App Storeへの公開はAppy Pieのチームが手伝います。料金ページのセルフサービスのプランは3つで、どれも1アプリあたりの米ドルの月額です。Basicが16ドル、Goldが36ドル、Platinumが60ドルで、それぞれの横に2倍の価格(32ドル・72ドル・120ドル)が取り消し線付きで表示されています。iOSに対応すると書かれているのはPlatinumだけなので、iPhoneとAndroidの両方に出すアプリはPlatinumからになります。表示価格で計算すると、アプリ1本の初年度は844ドルです。内訳はAppy Pieに720ドル(60×12)、Appleの開発者登録に99ドル、Google Playに25ドルで、後の2つは料金に含まれないと料金ページに書かれています。広告についての方針
プランごとの料金と内訳
数字は米国から見た料金ページのものです。日本から開くと同じページが円で表示されます。取り消し線の価格がキャンペーンなのか、いつまで続くのかは、ページには書かれていません。FAQには、どのプランも月払と年払があると書かれており、ページの中には「最大20%お得」(原文:Save upto 20%)と書かれた年払の切り替えがありますが、表示されておらず、年払の価格も出ていません。支払う前に決済画面で合計額のご確認をお願いします。
価格は1アプリごと
FAQには、アプリはいくつでも作れるが「作るアプリごとに別々の契約プランが必要」(原文:for each app you make, you need to have a separate subscription plan in place)とあります。Platinumでアプリを2本出すなら、表示価格で月60ドルではなく120ドルと考えられます。
プラン価格外でかかる金額
ストアのアカウント代の支払いが必要です。料金ページの注記によると、Appleは年99ドルの開発者登録料、Google Playは初回のみ25ドルを請求し、プランの価格にはどちらも含まれません。Androidだけのアプリなら、初年度はBasicで217ドル(16×12+25)、Goldで457ドル(36×12+25)です。
プランの上限を超えた分は請求されます。FAQでは、超過したアプリのダウンロードが1件0.009ドル、プッシュ通知が1件0.001ドルです。この単価なら、ある月にダウンロードが上限を1,000件超えると9ドル増えます。
Appy Pieの表記(ブランディング)を消せるプランはありません。Appy Pieの表記がないアプリにするには「アドオンパッケージ」が必要で、ページでは「現在のアプリのプラン価格の2倍」(原文:2x your current app plan price)と説明され、専任の担当者も付きます。プランの料金とは別に2倍がかかるという意味なのかを、予算に入れる前に問い合わせが必要です。
初期の案内以上のサポートは有料です。FAQによると、有料プランに含まれるカスタマー担当者との個別の問い合わせは最大3回で、それ以降は1時間25ドル、最低10時間のパッケージです。利用規約にはほかの単発料金もあり、Androidのビルドで権限を追加・削除するたびに99ドルかかります(1.9条)。
無料試用、自動更新、返金
利用規約(2025年7月11日更新)によると、無料試用は7日間で、最初にカードかPayPalの情報を登録します。試用が終わる前に解約しなければ有料プランに切り替わり、8日目に請求されます(1.5条・1.6条)。続けたくない場合は、その最初の請求から7日以内なら全額の返金を求められます。それを過ぎると契約料金は確定し、更新料金も処理後は返金されません。返金額からは、返金額の3%か決済会社の実際の手数料のうち高い方が差し引かれます(1.6条)。
契約は前払いで、解約するまで自動で更新されます。解約は次の請求サイクルから有効になり、期間途中の解約による返金はありません(1.3条)。アプリがストアの審査で却下されても返金の対象にはなりません(1.3条)。料金ページのFAQでは、Google PlayやApple App Storeの承認をAppy Pieは保証しないと記載されています。
支払いをやめるとどうなりますか
FAQの回答では、解約するとアプリはロックされます。アプリとその内容の所有権は利用者にありますが、契約が解約されるとAppy Pieは閲覧・編集・更新ができないようにロックできます(1.24条)。支払いに失敗したときは、すぐに止まるのではなく段階的に変わります。年払は4回失敗すると月払に、月払は4回で週払に切り替わり、週払で4回失敗すると契約が解約されて使えなくなります(1.3条)。規約の準拠法はインドの法律で、紛争はニューデリーの裁判所で扱われます(1.25条)。
Apple App Storeにつきまして
Apple App Storeにアプリを出すことをご検討の場合は、公開されているプランではPlatinumより下はiOSに対応していないので、まずPlatinumでご計画する必要があると考えられます。
アプリが複数要るなら、価格はアプリ数に応じて増えるので、始める前に合計の検討が必要です。
価格は1アプリごと。2倍の価格が取り消し線付きで併記されている。税別。出典:appypie.com 料金ページ(2026年10月確認)