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Shopifyで実店舗も始めるなら、POSの月額と機器代はいくらかかる?

2026.09.28 確認 ・ SaaS COMPASS

Summary

イベント出店のような簡単な対面販売なら、POSアプリはどの有料プランにも含まれ、手持ちのスマートフォンと49ドルのカードリーダーで始められます。常設の店舗で在庫管理やスタッフ権限を使うなら、POS Proが1拠点あたり月89ドル加わり、レジ1台分の機器をそろえると900ドル前後かかります。対面決済の料率はBasicが2.6%+10セントで、Growとの差は0.1%しかないため、料率だけでGrowが得になるのは対面の売上が月5万ドルを超えてからです。

無料の範囲とPOS Proの違い

料金ページでは、ポップアップやイベントでの「気軽な対面販売」はすべての有料プランに含まれています。この範囲では、POSを使えるスタッフが限られ、顧客情報は簡易なもの、返品は購入した店舗でしか受けられません。

POS Proは拠点ごとの追加料金で、1拠点あたり月89ドルです(よくある質問では年払いの料金として書かれています)。加わるのは次の機能です。

  • POSを使えるスタッフの上限がなくなり、役割ごとに権限を分けられる
  • 顧客ごとの購入履歴や生涯価値のレポート
  • どの店舗でも返品・交換を受けられる
  • 在庫管理と店舗間の在庫移動、店舗受け取りの処理
  • 小売向けの詳しいレポート

2店舗でPOS Proを使えば月178ドル、1年で2,136ドルです。Shopify PlusはPOS Proが20拠点分含まれ、Shopify Paymentsを使えば200拠点まで広げられます。Basic・Grow・Advancedで在庫を置ける拠点は10か所までです。

機器代の目安

Shopifyのハードウェアストア(米国)の価格です。

用途機器価格
カード決済Tap & Chip Card Reader49ドル
カード決済(カウンター据え置き・客側画面付き)POS Terminal349ドル
決済+バーコード読み取りの一体型端末Victa Mobile(Verifone)399ドル
タブレットスタンドEddy Tablet Stand149ドル
周辺機器の接続POS Hub69ドル
レシートプリンターTSP143IV(Star Micronics)289ドル
キャッシュドロワーCD4 16インチ139ドル
バーコードスキャナーDS2208(Zebra)209ドル

Tap & Chip Card Readerを中心にスタンド、POS Hub、プリンター、ドロワー、スキャナーをそろえると904ドル。カードリーダーをPOS Terminalに替えると1,204ドルです。タブレットは別に用意します。POS Hubの保証は通常1年で、POS Proを契約していると2年になります。

旧型のPOS Goは、2027年5月26日でモバイルPOS端末として使えなくなると告知されています。

対面の売上がいくらでGrowが得になるか

対面のカード決済の料率は、Basicが2.6%+10セント、Growが2.5%+10セント、Advancedが2.4%+10セントです。10セントはどのプランも同じなので差には効きません。Basicでは、カードを手入力した決済は3.5%+10セントになります。

年払いの月額の差はBasicとGrowで50ドル。料率の差0.1%で埋めるには、対面の売上が月5万ドル必要です(月払いなら差は66ドルで、月6万6,000ドル)。GrowとAdvancedの差220ドルを埋めるには月22万ドルです。

オンラインと対面の両方で売るなら、両方の差を足して考えます。オンラインの料率の差はBasicとGrowで0.2%です。オンラインで月1万ドル、店舗で月2万ドル売るストアなら、Growで下がる手数料は20ドル+20ドル=40ドルで、月額の差50ドルに届かず、料率だけ見ればBasicのままのほうが安くなります。オンライン側だけの計算は、Shopifyのプランと決済手数料を扱った記事にあります。

出典

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