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HubSpotの無料CRMには何を何件まで入れられて、どこで有料に切り替えることになる?

2026.09.28 確認 ・ SaaS COMPASS

Summary

HubSpotの無料CRMは期限なしで使え、ユーザー2人、連絡先1,000件まで登録できます。人・会社・商談・問い合わせ・タスクといった記録は無料版でもひととおりそろっていて、足りなくなるのは件数より「形」のほうです。独自の商談パイプラインを1本でも増やしたい、ダッシュボードを11個以上作りたい、日程調整リンクからHubSpotのロゴを消したい、というところでStarterに上がることになります。自社専用の記録の種類(カスタムオブジェクト)はEnterpriseでしか作れません。

CRMに入るもの

HubSpotでは、記録の種類を「オブジェクト」、1件1件の記録を「レコード」と呼びます。よく使うのは次の5つです。

  • コンタクト:取引に関わる個人。メールアドレスで重複をまとめます。
  • 会社:取引先の企業。ドメイン名で重複をまとめます。
  • 取引(Deal):商談の進み具合、担当者、金額など。
  • チケット:問い合わせやサポート依頼。
  • タスク・メモ・通話:やることや、やり取りの記録。

レコード同士はつなげられ、つながりは必ず双方向です。ある担当者のレコードを開けば所属する会社と進行中の取引が見え、会社のレコードからは同じ会社の別の担当者にたどれます。取引には初期設定で7段階のパイプライン(アポ確定20%から、受注100%・失注0%まで)が用意されています。

無料版とStarterの境目

項目無料Starter
ユーザー2人まで席を追加して増やせる
独自に作れるパイプライン0本(初期設定の1本だけ)15本
ダッシュボード10個(各50レポート)30個(各50レポート)
個人の日程調整リンク1個・HubSpotロゴ付き1,000個・ロゴなし
メール配信月2,000通・ロゴ付き連絡先枠の5倍・ロゴなし

パイプラインの数は、取引やチケットなどすべての種類を合わせた本数です。たとえば新規営業と既存顧客の更新を別々のパイプラインで追いたい会社は、無料版では2本目を作れないので、その時点でStarterが必要になります。2人でStarterを年払いにすると、新規顧客向けの期間限定価格7ドルなら1人月7ドル×2人×12か月で年168ドル、基本価格の20ドルなら年480ドルです。3人目を足したときの金額は、無料プランの上限を扱った記事で計算しています。

ProfessionalとEnterpriseで増えるもの

Smart CRMはProfessional(1席月45ドルから)とEnterprise(1席月75ドルから)の単体でも買えます。Professionalでは独自パイプラインが100本、独自に作れるレポートが100個になり、レコード同士のつながりに「決裁者」「請求先」のようなラベルを付けられます。営業の見込み客(リード)を専用の記録として管理する機能は、Sales Hub Professional以上の条件です。

Enterpriseに上がると、パイプラインは350本、独自レポートは500個になり、カスタムオブジェクトを10種類・合計100万レコードまで作れます。物件、契約、機材のように、人でも会社でも取引でもない記録を持ちたい会社にとっては、このEnterpriseの条件が最初の関門になります。

出典

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