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HubSpotは使うHubだけ買うのと、全部入りのCustomer Platformを買うのと、どちらが安い?

2026.09.28 確認 ・ SaaS COMPASS

Summary

Starterの段階なら、全部入りのStarter Customer Platformを選ぶのが自然です。料金ページでは、Sales HubやMarketing HubのStarterを1つだけ買う場合も、全製品のStarter版をまとめたCustomer Platformも、同じ「1席あたり月7ドルから」で表示されています。Professionalになると事情が変わり、マーケ3人と営業3人の6人なら、Hubを2つ個別に買うほうが月額は230ドル安くなります。ただし個別購入には合計4,500ドルの導入費が必須で、Customer Platform側にはService HubやContent Hubなども入っています。

HubSpotの製品はどう分かれているか

HubSpotは、顧客台帳であるSmart CRMの上に、用途別の「Hub」を載せる形で売られています。現在の製品ページに並んでいるのは次の6つです。

Hub公式の説明
Marketing Hubマーケティングオートメーション
Sales Hub営業支援
Service Hubカスタマーサービス
Content Hubコンテンツマーケティング
Data Hubデータ管理
Revenue Hub見積(CPQ)・請求・決済

このほかに、AIエージェントをまとめて管理するAgent Hub(旧Breeze Agents)と、各製品のStarter版をまとめたSmall Business Bundleがあります。どのHubにも無料プランがあり、無料で使えるのは2ユーザーまでです。

Starterは1つ買っても全部買っても同じ単価

Starterの料金カードは、Sales Hub、Marketing Hub、Customer Platformのどれを開いても「Starts at $7/mo/seat」と「$20/mo/seat」の2つが並んでいます。Starter Customer Platformの製品ページによると、7ドルは新規顧客向けの期間限定価格で、年払い(前払い・1年契約)の場合です。月払いの割引価格は10ドル、割引前の基本価格が20ドルです。

単価が同じなので、たとえばSales Hub Starterだけが欲しい場合でも、Customer Platformにしておけばマーケティング、サービス、コンテンツ、データ管理、請求のStarter版まで同じ席で使えます。付いてくるHubSpotクレジット(AI機能の利用枠)はどちらも月500です。

Professionalで6人の場合を計算する

Professionalは料金の立て方がHubごとに違います。Marketing Hubは3席込みの月額、Sales Hubは1席ごとの料金、Customer Platformは6席込みの月額です。料金ページには支払い方法によって2つの金額が出るので、下の表は低いほうの金額でそろえています(米ドル・税別)。

買い方月額必須の導入費(1回)席
Marketing Hub Pro + Sales Hub Pro(3席)800+90×3=1,070ドル3,000+1,500=4,500ドル3席+3席
Professional Customer Platform1,300ドル料金カードに注記なし6席

月額だけなら個別購入のほうが230ドル安く、1年で2,760ドルの差です。ところが個別購入には初年度に導入費4,500ドルが加わるので、初年度の支払いは個別購入が17,340ドル、Customer Platformが15,600ドルと逆転します。この15,600ドルにはCustomer Platform側の導入費が入っていません。料金カードに導入費の記載がないためで、見積もりで金額が出るまでは初年度の勝ち負けは決まりません。2年目以降は導入費がかからないので、月額の差がそのまま残ります。

席の中身にも違いがあります。HubSpotの製品カタログでは、Sales Hub Professionalの機能を全部使える「Sales Seat」と、購入した製品の基本機能を使う「Core Seat」を別の席として定義しています。Customer Platformの料金カードは「Includes 6 Seats」とだけ書いていて、そのうち何席がSales Seat扱いかは示していません。営業担当がシーケンス(自動追客メール)などを使う前提なら、見積書で席の種類を見ておく必要があります。

閲覧だけの人は席に数えない

製品カタログでは、データを見るだけのView-Only Seatが、Starter、Professional、Enterpriseのどれでも追加料金なしで使えるとされています。経営者や他部署の人が数字を見るだけなら、上の計算の人数に入れなくて構いません。席の数え方の違いは、各社の「席」の定義を比べた記事で詳しく扱っています。

出典

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