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SaaSを10人で使うなら、10席分の料金が必要ですか?

2026.10.10 確認 ・ SaaS COMPASS

Summary

10人全員に有料席が必要とは限りません。入力する人が4人、社内で見るだけの人が6人なら、HubSpotは有料4席、monday.comは購入5席になる場合があります。一方、Asana Starterでは社内の10人全員が有料席です。人数を数える前に、誰がどの作業をするかで分けると、必要な席が見えてきます。

見る人と、作業する人を分けて数える

席とは、利用者に割り当てるアクセス用のライセンスです。有料と無料があり、個々のデータを編集できる権限とは別に決まります。進捗を見るだけなら無料の閲覧枠に収まっても、コメントを加えたり、タスクを作ったり、営業メールを記録したりする人には、その作業ができる席が必要です。

入力4人・社内の閲覧6人を、各社の仕組みに当てはめます。ストア、SEO分析、顧客管理では仕事が違うので、これは製品の安さを順位付けする表ではありません。

サービスこの例で必要な席・アカウント人数が変わる理由
HubSpotの有料契約作業が各席の範囲に収まるなら有料4席+無料View-Only 6席。Core・Sales・Service・Revenueで使えるツールが違います。有料4席という人数だけでは契約総額は出せません。
monday.comMember 4人に対して購入は5席。Viewer 6人は課金対象外。Viewerは読むための役割で、更新の投稿や内容の編集はできません。対象のAI work platform契約にはAIクレジット代も加わります。
Asana Starter社内メンバー10人に有料10席。Enterprise・Enterprise+には別の閲覧専用ライセンスがあります。ただし組織の一部を契約するdivisionでは使えません。Starterの例をAsana全プランへ広げることはできません。
Semrush SEO分析ツールを使う4人なら、付属1ユーザー+追加3ユーザー。残る6人は、必要な資産を対応する閲覧共有で見ます。10人全員がツールにアクセスするなら10ユーザーで計算します。
Shopifyストアオーナー1人+通常の管理画面ユーザー9人なら、15人枠のAdvanced。Growは5人まで。オーナー、コラボレーター、POS専用スタッフは上限の対象外です。Advancedの上限が9人という意味ではありません。

スマートフォンでは表を横にスクロールできます。

出典:HubSpotの席、monday.comの利用者区分、Asanaの閲覧専用ライセンス、Semrushのユーザー管理、Shopifyの人数上限。

入力する人数より、多く買う理由は二つある

monday.comは最低3席、その後は5の倍数で買う方式です。入力4人なら5席を買い、閲覧6人が無料でもこの切り上げは残ります。Asanaは2〜5席は1席刻み、30人までは5席、100人までは10席、500人までは25席、それ以上は50席刻みです。有料7人なら10席、31人なら40席になります。monday.comの席の売り方、Asanaの料金と席の刻み。

Asana Starterでは、見るだけの社内6人にも通常の席代がかかります。米国の年払月額換算$10.99を使うと、10席は10×$10.99×12=年$1,318.80。4席なら年$527.52なので、閲覧6人分で年$791.28増えます。税別の料金例です。Enterpriseの閲覧専用ライセンスなら仕組みが変わりますが、その見積もりはStarterとは別に比べます。

分析結果を見せることと、分析ツールを使うこと

Semrushには、対応する資産を無料で閲覧共有する方法があります。レポートだけを読む責任者ならその範囲で足りても、分析をする4人にはツールのユーザーが必要です。SEOの年払月額換算$117.33、追加SEOユーザー月$45で計算すると、4人は($117.33+3×$45)×12=年$3,027.96。10人全員がツールを使うなら($117.33+9×$45)×12=年$6,267.96になります。米ドルの契約料金の概算で、税・AIライセンス・他の追加費用は別。月額換算からの計算には購入画面での端数調整もあり、SEOの利用上限は全ユーザーで共有します。Semrushの料金。

monday.comも、5席と分かれば総額が決まるわけではありません。対象の新規AI work platform顧客に席とクレジットを買う方式が適用される場合、AIクレジットの購入も必須です。その契約では、席代だけを計算するとクレジット代が予算から抜けます。AIクレジットの購入条件。

自分の見積もりで席数を計算する

HubSpotの$45とmonday.comの$12は、席の数え方を試すための仮の単価です。契約額を出すときは現行の見積もりに置き換え、プラン基本料と必須の追加料金を別に加えます。Semrushは閲覧者と協力者も全員がツールを使う設定です。年額は契約料金の概算で、請求日の予定ではありません。保存はこのブラウザー内で行い、コピーしたリンクには入力値が入ります。

社外の協力者は、別に数える

Asanaの組織ゲストは自社と異なるメールドメインを持ち、共有された範囲だけにアクセスします。社外の取引先との協業用なので、社員をゲストにして有料契約を代用することは認められていません。HubSpotの無料Partner席は対象のSolutions Partnerの従業員向け、ShopifyのコラボレーターはShopify Partnerのアカウントを使います。社外の代理店なら自動で無料になるわけではありません。Asanaのゲスト、Shopifyのコラボレーター。

monday.comのゲスト料金も、全員無料か全員有料かの二択ではありません。Standardは3人まで無料で、4人ごとに有料Member 1人として数えます。Pro・Enterpriseはゲスト無制限です。この計算機のゲスト設定では、Standardの4人ごとの計算を再現できないため、ゲストを含む見積もりには公式の数え方を使います。

無料の閲覧席で、必要な仕事ができるか

HubSpotのView-Onlyは、レコードの編集・レポート保存・メール記録ができません。営業担当をこの席に変えると、メール記録も停止します。Asana Enterpriseの閲覧専用ライセンスも、コメントやモバイルアプリの利用は対象外です。見るだけだった人が作業に加わるなら、必要なライセンスも変わります。

人を減らしても、すぐ料金が下がるとは限りません。HubSpotは購入済みの席を減らせるのは更新時で、現在の請求は調整されないと案内しています。AsanaのSubscriber Termsでは、注文書による条件変更がなければ、減席・降格には契約末の30日以上前の通知が必要です。Asanaの契約条件。

進捗を見るだけの人が多いなら、閲覧枠で足りる作業かを先に整理します。コメントや編集もするなら有料人数に入れます。そのうえで、入力する人・社内の閲覧者・社外の協力者を分けて見積もりを取り、購入席数、付属席、追加費用、支払日まで並べると予算を組めます。最も安い席単価だけで、必要な仕事ができる製品を選ぶことはできません。

利用者区分と条件は2026年10月10日に公式で確認しました。米ドルの例は米国料金です。Shopifyの日本向けAdvanced年払は月額換算¥44,000、年¥528,000で、税・他の費用は別。上位プランでは人数枠に加えて機能や決済料率も変わります。Shopify日本向け料金。

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