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HubSpotを社内システムや他のアプリとつなぐのに、Data Hubの有料プランは必要?

2026.09.28 確認 ・ SaaS COMPASS

Summary

アプリ同士でデータを同期するだけなら無料で始められ、項目の対応付けを自分で決めたいときにStarter(新規顧客向けの割引価格で1席月7ドル)が要ります。ワークフローにコードを書く処理、重複データの自動整理、外部からのWebhookを合図にした自動処理はProfessional(1席込みで月720ドル、年払い)からです。自社開発のシステムからAPIで直接つなぐ場合は、Data Hubを買わなくても使えますが、1日に呼び出せる回数はアカウントのプランで決まります。

無料とStarterで足りる連携

HubSpotの「データ同期」は、よく使われるアプリとの間でデータを同期する仕組みです。料金ページによると対応アプリは100以上で、同期そのものは無料プランから使えます。無料版で使えるのはHubSpotが用意した既定の項目の対応付けで、「相手側のこの項目をHubSpotのこの項目に入れる」と自分で決めるカスタムの対応付けはStarterからです。

StarterはAIによる表記ゆれの修正提案や、会社・連絡先情報の自動補完も含み、年払いで1席月7ドル、月払いで10ドルです。どちらも新規顧客向けの期間限定価格で、通常価格は20ドルです。

Professionalで加わる3つの機能

Professionalで増える機能のうち、システム連携に直接関わるのは次の3つです。

プログラム可能な自動化は、ワークフローの途中に自分で書いたコードを入れる機能です。HubSpotの標準の操作ではできない計算や、外部サービスへの問い合わせを処理の中に組み込めます。

Webhookによるワークフロー起動は、外部システムから届いた通知をきっかけにHubSpotの自動処理を動かす機能で、Professionalでは10個、Enterpriseでは100個まで作れます。

データ品質の自動化と重複の一括整理は、複数のシステムから入ってきた同じ顧客のデータをまとめる機能です。連携先が増えるほど重複は出やすくなります。

このほか、スケジュールで動くワークフローや、HubSpot内外のデータを組み合わせるData studio(HubSpot Creditsを消費)もProfessionalからです。SnowflakeやBigQuery、AWS S3とのデータウェアハウス連携はEnterpriseだけの機能です。

APIの呼び出し上限

自社システムからHubSpotのAPIを直接呼ぶ「非公開アプリ」の場合、上限はData Hubではなく、HubSpotアカウントのプランで決まります。開発者向けの利用ガイドラインにある数字は次のとおりです。

アカウントのプラン10秒あたり(アプリごと)1日あたり(アカウント全体)
無料・Starter100回25万回
Professional190回62.5万回
Enterprise190回100万回
上限引き上げアドオン購入時250回1つにつき100万回を追加(最大2つ)

1日の上限は同じアカウントの全アプリで共有され、利用者のタイムゾーン設定で深夜0時にリセットされます。超えると、それ以降の呼び出しにはエラー(429)が返ります。たとえば社内の販売管理システムから毎日40万件の更新を1件ずつ送ると、無料・Starterの25万回には収まらず、Professionalの62.5万回なら収まります。なお、ワークフローから外部に送るWebhookの呼び出しは、この上限に数えられません。

3人で使う場合の年額

Data HubのProfessionalとEnterpriseは、1席込みの月額に席を足していく料金です。3人が使う場合を年払いで計算します(米ドル・税別)。

プラン計算年額
Starter7ドル×3席×12か月252ドル
Professional(720ドル+45ドル×2席)×12か月9,720ドル
Enterprise(2,000ドル+75ドル×2席)×12か月25,800ドル

Professionalを月払いにすると月額は800ドル、追加の席は50ドルになり、3人で年10,800ドルです。自動化の実行回数の上限については、ほかのツールと並べた別の記事があります。

出典

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